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​コ ラ ム

3 オイル仕上げとは?塗装との違いと特徴

家具の表面をどのように仕上げるかによって、見た目の印象だけでなく、触れたときの感触や日々の手入れのしやすさも大きく変わります。特に「オイル仕上げ」は、無垢材の質感をそのまま活かす仕上げ方法として、長く使える家具づくりに欠かせない選択肢です。塗膜を作る塗装とは異なり、木の呼吸を妨げないという点でも注目されています。

オイル仕上げの基本的な特徴

オイル仕上げは、植物由来のオイルを木の表面に染み込ませることで、木材の内部から保護する仕上げ方法です。表面に厚い膜をつくらず、木そのものの質感や手ざわりをそのまま感じることができます。また、木の呼吸を妨げないため、湿度の変化に自然と馴染み、無垢材本来の魅力を損なうことがありません。

ウレタン塗装との違い

よく使われる仕上げ方法として「ウレタン塗装」がありますが、こちらは表面に硬い塗膜を作るため、傷や汚れに強い反面、木の手ざわりや風合いは感じにくくなります。対してオイル仕上げは、自然な光沢としっとりした感触が特徴で、木目の美しさが際立ちます。日常的な使用でできる小さな傷もなじみやすく、味として楽しめる点も大きな違いです。

オイル仕上げが選ばれる理由

オイル仕上げは、木そのものを感じたい方、経年変化を楽しみたい方にとって特に魅力的な選択肢です。塗装面と違って、メンテナンスの際に自分の手でオイルを塗り直すことができるため、家具に対する愛着も深まりやすくなります。「使いながら育てていく家具」にしたいと考える方には、オイル仕上げが非常に向いています。

肌ざわりと見た目の自然さ

オイル仕上げされた無垢材の家具は、触れたときに木の温もりがそのまま伝わってきます。手に吸い付くようなしっとりとした感触と、ツヤを抑えた柔らかな見た目が特徴です。表面に塗膜がないことで光の反射が自然になり、空間全体に落ち着いた雰囲気をもたらしてくれます。

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